2017年7月31日月曜日

引っ越します。

8月17日(木) カストリ書房が移転OPENします。

お陰様で順調にこれまで営業して参りましたが、更なる事業拡大に向け、移転することとしました。

引っ越し後は、これまでの書店の他、遊廓・赤線の書籍、文献、史料などを集めた、資料室を開設予定です。こちらも改めて利用案内など告知したいと思います。

2017/08/09追記:資料室の利用案内をリリースしました。

引っ越し先

場所:東京都台東区千束4丁目39-3
※現店舗から約90メートルほど離れた位置です。

・現店舗(千束4-11-12)での営業:8月13日まで
・新店舗(千束4-39-3)での営業:8月17日から
・休業日:8月14日(月)〜16日(水)

2017年7月18日火曜日

色街ジオラマ作家、山本高樹さんインタビュー

カストリ書房ではジオラマ作家山本高樹さんが制作した玉の井のジオラマを販売することとなりました。今回、作者の山本さんにインタビューする機会を頂戴しましたので、ご覧下さい。

▼ジオラマ昭和色模様『墨東の色町 ぬけられます』購入ページ

https://kastoripub.stores.jp/items/596c7563ed05e61fe001609e

▼昭和色模様『墨東の色町 鏡台の女』購入ページ

https://kastoripub.stores.jp/items/596c7858ed05e61fef014647

営業曜日と時間変更のお知らせ

7月18日(火)より、以下の通り営業曜日と営業時間の変更を致します。

定休日

変更前:無休
変更後:月曜日(祝日を除く)
※月曜日が祝日の場合、営業します。

営業時間

変更前:10時〜19時
変更後:11時〜18時

2017年6月11日日曜日

6/19 朗読イベント『遊廓を聴く』@京都

 6月19日(月)、京都にて、遊廓を取り上げた文芸作品の朗読イベント『遊廓を聴く』を行います。

2017年5月27日土曜日

6/10〜 京都カストリ書房オープン(臨時店舗)のお知らせ

 6月10日(土)から、京都に期間限定でカストリ書房がオープンします。

 場所は、平安神宮や京都市美術館の近くにあるカフェ「ラ・ヴァチュール」さんに併設された展示スペースを、お借りすることになりました。

2017年5月10日水曜日

盛岡啓人『東京パラダイス』インタビュー

 吉原にある遊廓専門書店「カストリ書房」へ、凄い写真集が持ち込まれました。

 カメラマン盛岡啓人さんが1970年に吉原を中心とした旧遊廓・赤線地帯を撮影した写真を含む写真集『東京パラダイス』です。
 盛岡さんによると、幾つかの出版社に持ち込んだものの芳しくなく、ならばいっそのことクラウドファンディングを利用して自費出版してしまおうと製作したのが本書だそうで、メディアに掲載された弊店をご覧になり、「遊廓専門書店ならば!」と、本書の発行日(2017年5月2日)当日に、わざわざご自身で持ち込んで来て下さいました。

 自費出版書籍のため、現時点では流通している書店は限りなく少ない状態です。(この原稿執筆時点ではカストリ書房のみ)

 とうの昔に取り壊されてしまった建物が、当時はまだまだ残されており、貴重な写真記録であることは言うまでもない内容ですが、撮影した背景や盛岡さんご自身についても知りたいと思いました。

 盛岡さんにご協力頂いてインタビューの機会を頂戴しました。

ーーーーこんにちは。今回、盛岡さんの写真集『東京パラダイス』を取り扱いさせて頂くことになりました。ありがとうございます。本書は3部構成で、そのうちの一つが「廓址」、つまり遊廓跡を撮影したものですよね。弊店は遊廓専門店なので、こうしたお写真は、非常に貴重な時代の記録であると認識しています。今日はいろいろ教えて下さい。

ーーーーまず序文にも書かれていたのですが、家出して上京したその足で吉原へ行ったそうですね。昭和32年のことだそうなので、赤線の灯がついに消えようとするその間際に、吉原に行ったことになりますが、なぜ上京してすぐに吉原へ行こうと思ったのでしょうか?

売春防止法は昭和31年に成立、33年に施行と、近年でも大きなニュースでした。32年の7月に上京したての自分にとっては、吉原は銀座の次に行きたい場所でした。

 そう言えば、溝口健二監督の『赤線地帯』はこのころの吉原の姿を描いたものですが、実物と見比べて、大変見事に映像化されているのが分かりました。

ーーーーその当時の吉原の雰囲気を覚えていますか?
 写真集にも書いたのですが、夜11時に吉原に着きまして。辺りは真っ暗でした。ポン引きや街娼もおらず、私のような遊客もいなくて、静まりかえっていたことを覚えています。

ーーーー次に写真集の内容について伺いたいと思います。なぜ遊廓跡、赤線跡を撮りたいとお考えになったのでしょうか?
 1977年にフリーになりまして、時間が作れるようになったのが大きいですね。撮影するテーマを探していたんですが、とある新聞で建物がどんどん取り壊されていっていることを知り、「これだ!」と思いつきました。2年間撮影を行いました。

ーーーーこれらの写真集はいつ撮影されたものなのでしょうか?
1975年から1977年です。その後は、新聞に書いてあった通り、遊廓跡の建物はどんどん無くなってしまった。

ーーーー写真集のタイトルは『東京パラダイス』とありますが、ざっと拝見したところ、高知市の玉水遊廓と思われる写真もあって、広範囲に含まれていますね。どういう経緯で撮影したのか知りたいです。何か全国を回るようなお仕事をしていたのでしょうか?
 私が三井物産スポーツの仕事で、野球のキャンプ地を訪ねて高知と鹿児島に行ったのですが、その時の写真ですね。高知の写真は、言われるまで忘れていました(笑い)

ーーーー盛岡さんが撮影している当時の遊廓跡では、まだ売春している土地などはあったのでしょうか?
 吉原はトルコ風呂として営業してましたが、新宿にも赤線の名残として、その手の営業は残っていたと思います。

ーーーー当時、遊廓跡を撮影していて、街の人から怒られるといったことはありましたか?
 怒られることはなかったです。でも、やっぱり恐かった(笑い)。フィルムを取り上げられるんじゃないかとかね。でも実際にはそんなことは起きなかったです。

ーーーー盛岡さんのお写真を拝見して思ったのは、夜の写真も多いですね。何か意図があってのことでしょうか?
 同じ地点でも、なるべく昼だけじゃなくて、夜の写真も撮るように心掛けていました。遊廓は夜の世界だと思っていたから。

ーーーーそれに、夜撮影したのに、とてもシャープですし、感度が高いフィルムを使ったようなノイズもないですね。手持ちで撮影されたのでしょうか?
 三脚は使いませんでした。その代わりにあまり絞っていません。F4くらいですかね。

ーーーー今回は3部構成の一つとして「廓址」を取り上げていますが、他にも未収録のフィルムがあるのでしょうか?
 はい。もう一冊、写真集を出すのが今の夢です。タイトルは『As Time Goes By 時の過ぎゆくままに』としたいですね。

ーーーー是非、カストリ出版で完全収録版の写真集をださせて下さい(笑い)
 是非、よろしくお願いします(笑い)。かなりの数のポジフィルムが残っていますので、見ていただきたいです。

ーーーー今日はありがとうございました。
ありがとうございました。

盛岡啓人『東京パラダイス』購入はこちらから

2017年3月13日月曜日

兼子真一『the Couple』展(3/25)を開催します

3月25日(土)より、彫刻家 兼子真一氏の個展『the Couple』を、カストリ書房と岡野弥生商店にて同時開催し、カストリ書房では春画における男女の和合をモチーフにした彫刻作品を展示・販売致します。

頃は桜が万朶の季節、〝色の街〟吉原へ、是非お越し下さい。